お墓参りには、なぜ樒を供えるのでしょうか?

 お墓参りの際にお供えする「樒」は、古くから仏事に用いられてきた植物です。

 樒は1年を通して緑の葉を保つ常緑樹で、独特の香りを持つことから、仏様へのお供えとして大切にされてきました。また、その香りは邪気を遠ざけ、清浄を保つものとも考えられ、我々密教の修法にも用いられています。

 お墓に樒をお供えすることは、亡き方への供養の心を表すとともに、清浄なものを仏様にお供えするという意味があります。

 お墓参りの際には、樒をお供えし、亡き方を偲びながら、日頃の感謝とご先祖様へのご供養の心をお伝えください。