春を待つ

2011年03月25日

寒い日が多いなと感じる今年はやはり植物もなかなか花を咲かせません。ですがしっかりと冬の寒さを乗り越え、じっと春を待ち、耐え忍ぶ姿を見て、「忍辱（にんにく）」という教えを思い出させてくれます。忍辱とは寒さを我慢すれば春が来る！と耐えるのではなく、その寒さそのものを受け入れ、寒さを憂う気持ちを捨てるということです。きっと桜は寒さに惑わされることなく、しっかりと花を咲かせるために日々生きているのだと感じました。我々も日々のことに惑わされることなく、しっかりと精進していきたいものです。

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