御府内八十八ヶ所第十二番札所、関東三十六不動霊場第十五番札所

宝仙寺について

2019年04月:ご挨拶

2019年04月01日

 毎年春になると桜の開花時期が話題になります。(宝仙寺のソメイヨシノは3月20日に一輪咲きました)桜の開花時期の予想はソメイヨシノが一般的ですが、山桜など桜には沢山の種類が有ります。植物の分類でいうとバラ科に属しており、他には梅・桃・アーモンドも一緒の種類だそうです。どの花も言われてみれば似ていると思います。これらの花が咲きあたたかい時期になり春本番になってまいります。

4月8日はお釈迦様のお誕生日で“お花祭り”です。お釈迦様はお生まれになって7歩あゆまれ「天上天下唯我独尊」とおっしゃったと伝えられております。
「世界に一つだけの花」という歌を作った槇原敬之さんは、お釈迦様の「天上天下唯我独尊」という考えをもとにしてこの歌を作詞しました。人間・動物・植物等全てのものの命は平等であり、それぞれに個性があり“ひとそれぞれ好みはあるけど どれもみんなきれいだね”という歌詞になりました。
世の中にはいろいろな人がいて、いろいろな考え方が有って皆が同じでないということは良いことです。しかし、残念ながら昨今、自分の考えに合わないものは力ずくで排除するということが行われているように思います。
他の考え方を尊重し、他の命も尊重し、自分一人では成り立たない、周りが有って存在するという考えが広がってほしいものです。

平成三十一年 四月

宝仙寺住職 富田 道生