御府内八十八ヶ所第十二番札所、関東三十六不動霊場第十五番札所

宝仙寺について

2014年04月:ご挨拶

2014年04月01日

 今年の冬は気温が低く、2月の大雪では宝仙寺の植木も随分被害を受けました。梅の古木や山桜の太い枝やヒマラヤスギ、クスなどがたくさん折れました。
気候の面では長く寒かったせいで桜の開花が遅れ"お花まつり"や"入学式"の頃は、桜が見頃でしょう。
 さて、先日の"ソチ冬季オリンピック"では期待通りの結果を出せた選手と、残念ながら結果を出せなかった選手がいますが、4年に一度のオリンピックは一発勝負で、その時の様々な条件や運に左右される事にもなるので、特に上手くいかなかった選手は必ずしもそれがその選手の実力とは言えない例がいくつもありました。
その後のインタビューでは、今後の事・次回の事・引退の事等聞かれていますが、暫くはそっとしてあげたい気持ちがします。
以前、複合競技で活躍した荻原健司選手が、春になってシーズンが終了し暫く時間がたってから、また来シーズンに向けてトレーニングを開始しようかという気持ちになれる間は選手を続けられるが、その気持ちが起こらなくなったときは引退する時だということを何処かで話しているのを聞きました。
何事も一つの事が終わって、次の事を考えることが出来るうちはまだ続けられるのではないかと思います。
 暖かくなって、ウインタースポーツの季節が終了して野球・ゴルフ等々多くのスポーツの開幕の時期になってきました。スポーツ観戦も楽しみですが、体を動かし脳も含め活性化をして健康にスポーツも仕事も楽しみたいものです。

平成26年4月1日

宝仙寺住職 富田道生