高野山・根来寺・円明寺参拝と京都･湖東三山の旅

2008年06月02日

6月2日（月）〜4日（水）にかけて、根来寺、高野山、京都･湖東三山への団参旅行を行い、26名の方にご参加いただきました。

初日には、入梅の気配を感じさせる空模様の関西空港へ到着後、根来寺、根来寺山内に在る円明寺（興教大師が入寂されたお寺）に参拝いたしました。根来寺では、大傳法堂、国宝・大塔をご案内いただき、光明真言殿において総長様お導師のもと全員で般若心経を一巻あげました。

高野山に着く頃には雨足も激しくなりましたが、奥の院御廟、根本大塔を参拝したのち、宿坊・密厳院にて宿泊いたしました。

二日目には、早朝6時からの勤行に参列させて頂き、密厳院を出発いたしました。河内長野市の高野山真言宗　観心寺では、如意輪観音菩薩像をおまつりしている金堂をお参りいたしました。本尊・金堂ともに国宝になっており、境内には、他にも重要文化財のお堂も複数あり、荘厳な趣の御寺院でした。

京都市内へと向かい、昼食後は自由行動での市内観光をしたのち、この日は、祇園の旅館に宿泊し、京懐石を楽しみつつ旅の疲れを癒しました。

三日目は、湖東三山（天台宗の法灯をいまに伝える百済寺・金剛輪寺、西明寺の三山）をめざし、まず、1400年の法灯を灯し継ぐ近江最古級の古刹、百済寺（ひゃくさいじ）を参拝し、続いて金剛輪寺に向かいました。金剛輪寺では、鎌倉時代建立で国宝に指定されている本堂や、重要文化財に指定されている多数の仏像をお参りできました。昼食ののちに、西明寺を参拝して今回の団参旅行の全行程を無事成満いたしました。

今回の旅行では、初めてご参加いただいた方も多く、良い親睦の機会になったと思います。これからも団参旅行を企画いたしますので、多くの方にご参加いただきたいと思います。